自分の髪(自毛・地毛)で かつら製作専門工房

自毛のカット・保存方法

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カットのとき

髪は乾いた状態(ドライカット)でおこなってください。
使うゴムは下の画像のような髪用のものをご使用ください。
事務用輪ゴムは劣化が早く、長期保存には向きません。
(すぐ髪を使う場合は、事務用の輪ゴムで大丈夫です)

自毛保存には髪用のゴムを使いましょう

カットする前に、頭全体の髪を6~10個位に分けて結んでください。
ただ、カットの後のご自分のヘアスタイルをどこまで短くできるかにもよりますので、
出来る範囲の長さでカットしてください。

自毛はいくつかに分けて結びましょう

また、ゴムで束ねてあっても、ゴムが緩んだり、抜けたり、
切れたりすることはありますので、
念のためこんなふうに数か所ゴムで結んでおくとよいです。

カットした自毛は何か所かゴムで束ねましょう

髪の保存方法

必ずゴムで束ねたまま保存してください。バラバラだと使えません。

くれぐれもお気をつけて!

他に気をつける点は、湿気と紫外線です。

まず、湿気によって、カビが生えないように、通気性の良い紙などの素材で包み、

紫外線に当たると色あせがありますので、タンスにしまってください。

タンスには湿気取りを入れておいてください。

除湿剤

髪を保存するときは除湿剤を使いましょう

年に1度くらいは、髪の状態をチェックしてあげてくださいね。

保存期間中のシャンプー・トリートメントは不要です。

【最後に】

自毛はシャンプー・リンス・カラーリング・パーマなど化学物質・紫外線で

ダメージを受けている場合があります。よって、髪の劣化は個人差があります。

「何年くらい保存できる?」とよく聞かれますが、

正直、個々のいろいろな条件が絡んでいますのではっきり分かりませんが

私の今までの経験では、健康な髪の場合約40~50年前のものでかつらをお作りしました。

髪って強いんですね。

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