かつらのカット・パーマ・カラーのポイントです。
基本的なことも含まれますが、念のため美容師さまにお願いしたいことをまとめました。
下記の内容又は、それ以外について、ご不明な点はお問い合わせください!
(電話0296-28-5097)
かつらの着け方(全頭かつらの場合) - 額の位置を決めて前からかぶり、額を片手で押さえながら、かつらの襟足を下に引っ張り、
後頭部をかつらに収めます。
このとき額が狭すぎると、カットの時、かつらの前髪が短くなってしまうことが ありますので、ご注意ください。
- 耳がベース(もみ上げ)に当たらないように、左右の位置を確認します。
- もみ上げが浮く場合は、もみ上げ金属金具を少し曲げてください。
- 襟足のゴムの長さが長い場合は、フックの位置を変えるか、フックなしの場合、
お客さま自身で縫って短く詰めることができます。
カットについて
- お取り扱いは、通常の人毛と同じです、水でぬらしてカットできます。
- 当然ですが、かつらの髪は切ってしまうと伸びません。少しずつ切りましょう。
- ドライヤー、アイロン(乾かして)も同様です。
- ハードタイプの整髪料は不可です。
- シャンプーは不要です。
- カット・ブローの時、かつらが引っ張られて位置がズレますので、時々確認して修正ください。
特にかつらが下にズレると、切り過ぎになりますのでご注意お願いします。
また、お客様が耳あたりに手を添えるなどして、かつらを押さえてもらってください。
- 未使用のかつらは、分け目・つむじの髪の立ち上がりが無いことがあります。
トップを少し霧吹きでぬらし、前から後ろに向かってすくい上げるようにブラシ
でとかしつつ、ドライヤーで乾かすとフワッとします。
- 分け目は、頭頂部ネット3層部分ならどこでもOKです。
- 毛先を軽くしたい場合は、通常のカットと同様、レイヤー等で軽くしてください。
- 髪の本数を減らしたい場合は、根元からカットしますが、あまり根元で切りすぎるとハサミでベースを
切ってしまうことがありますので、ベースにハサミが触れないようにご注意ください。
髪は1センチ程度の切り残しがあっても問題はありません。
特に横と後ろの黒ネットは見えにくいのでご注意ください。
パーマについて
- パーマは通常よりかかりずらいですので、様子を見ながらお願いします。
カラーリングについて
- 明るい髪を暗くすることのみ可能です。
- ベースの肌色部分に染料が付くと落ちませんので、根元から少し離してカラーリングをお願いします。